珈琲のお祭りタイムはいつか

こんにちは☺️
珈琲まつりの五島です。

昨日は無事に、吹奏楽の演奏会を開催することができました。

隙間時間を見つけながらの練習となりましたが、うまく吹けたところも 悔しい思いをしたところも全ては自分の一部になっています。

社会人バンドになると、同じ曲を2回演奏するということはほとんどないので   昨日演奏しながら、一曲終わるごとに「さみしいなぁ…」という気持ちになっていました。

一人で演奏する事ももちろん好きですが、まずは近い同じ音域の人と音を重ねながら。

そして、最終的には40人もの人と音を重ねて、お客様からの拍手も音楽の一部になります。
来年は自分のお店も、さらに忙しくなる予定です。
忙しいながらも、舞台に立てているといいなぁ〜と思います。

そして…。
お豆の袋が、パンパンになっています。
おいしくないガスは一晩かけて抜いて、いま このパンパンに膨らんでいるのは  スペシャルティーコーヒーの 濃いアロマです!

最近は、スリルを楽しみたいお客様が増え  深いアロマを楽しまれている模様です。

どうしてこんな事になるのか。
ちょっと、整理して書いてみます。

①焙煎したての豆  1日目から2日目

    炭酸ガスや、窒素ガスを放出中。
珈琲特有の良い香りはまだ感じられません。味わいもぼやけて、丸み 甘み 深み  全ての印象がぼんやり。

②焙煎してから半日後
   空気との闘いが始まる

  美味しくないガスは落ち着き、初めて珈琲らしい香りが漂いはじめる。
この時点で初めて、袋を密閉してなるべく空気に触れさせないようにします。
おいしい香りを確認してから初めて、袋詰め。
粉のお客様は、出来るだけお渡し直前にお豆を挽くようにしています。

③焙煎から3日目。
  日に日に香り!甘〜い香りが漂ってきます!
この図を見ると、お豆の場合 焙煎してから4日目に香りがピークになっている事がわかります。

これ、本当ですよ\(^^)/

珈琲は生鮮食品。
私の中では、お刺身と同じくらいの生鮮食品なんです。

☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️☕️
世の中にはいろんな珈琲が売られています。法律上の賞味期限は、焙煎してから1年間です。

でも、珈琲まつりで私が焙煎するお豆の「お祭りタイム」は…
お豆のままなら焙煎日から3週間
粉に引いたら2週間ほどです!と、お伝えしています。

空気を抜いて。
日の当たらないところで、常温保存。

ちょっとわがままかもしれませんが、1番おいしいタイミングを知ってほしい。
いつもそう思いながら焼いています。



産地に届け! bravo‼︎