カフェインいろいろ

粉雪がぁ〜舞っています☃️
祭長の五島です🌨
もうちょっとだけ詳しく、カフェインレスのお話をしたいと思います。

「どうやってカフェイン除去してるの?」
これはよく聞かれます☺️

珈琲のカフェインを除去する方法は、3種類あります。

①薬品を使う製造
 別名有機溶媒抽出法と呼ばれ、コストは安いが風味を損ねたり安全性も疑わしいため日本の国では販売できません。

②水を使う製造
カナダの「スイスウォーター社」が独自に開発しました。
珈琲生豆を大きな槽に大量に入れ、水に溶けるカフェインを含む  「珈琲の水溶成分」すべてをを取り出す。
その水の中のカフェインだけを、有機溶媒を使って抽出除去。

カフェイン以外のコーヒー成分を、再び豆に戻す。
お豆自体には、化学物質がふれることはありません。
触れるのはお水だけ。
だから、とても安心なのです☺️
使う水はリサイクルできる。

③二酸化炭素を使う製造
二酸化炭素を一定の圧力と温度を豆に加えると「超臨界流体」という状態になります。
これによりカフェインが抽出し、圧力と温度を戻せば二酸化炭素も除去できる   という安全率も高い新しい製造方法です。

おまけですが、もともとカフェインを持たない豆を育てたらいいじゃない!という事で「カフェインレスコーヒーノキ」を育てる試みもされています。

先日のブログでも紹介しましたが、珈琲まつりでは②の お水を使ったカフェイン除去のお豆を使っています💕カフェイン除去率99.9パーセンと!

こ〜んなに沢山のタンク↓
(スイスウォーター社のHPより)
カフェインレス
いろいろなひとに飲んでもらえる、可能性をひろげてくれる
珈琲のひとつの楽しみ方ですね。

私はどちらも好きで、どちらも無くてはならないものかなぁと思います。

だから、時と場合によって使い分けできるのが1番だと思います。
今日はカフェインレスのお話だったので、いつかカフェインの効能についてお話ししたいと思います☺️
英語ですが、ちょっと面白いおよそ3分の動画です。
産地に届け!bravo‼︎