父の工場を参拝🌅

親戚の元気な顔を見て、お正月気分を満喫しています。
こんばんは!祭長の五島です\(^o^)

新年、なぜだか父の工場が見たくなり 中を歩いてみました。

私の曾祖父は、宮大工をしていました。
そして、祖父は建具職人であり 私の父も職人として。
3代続いていることになります。

私と父は、10代の頃から衝突も多く 弟よりも長女の私の方が、沢山叱られてきたし、私もずっと反発もしてきました。

父の手は職人だから、ごつごつしていて力強い手です。

 人差し指の先は機械で切り落としたために  斜めに切れていて ありません。

病院にも行かず、そのまま仕事をつづけていたという話を聞いて 私が驚いていると
「そんなん、職人やったらよくあることたい。」
と、言っていました。

三輪車に乗るのも工場の中だったし、お昼ご飯を食べる職人さんのお弁当を「これ食べたい」
「もういっこちょうだい」
と、いつも横からもらっていたなぁ  …とか。
久しぶりに色々な事を思い出しました。
沢山の機械や道具に囲まれて 自然に育ってきたので、これまでは何の思いもありませんでした。

だけど 急に、父の工場が見たいと思って 初めて写真に撮ってみました。

道具や機械は古いけれど、どれも現役。
毎日父が動かしています。
傷がついた部分も、油で光っている部分も なんだかいい感じです。
仕事の内容は違うけれど、自分も職人になれた事が すこし嬉しく感じています。
父が建具や家具を作る真上では、私が珈琲の焙煎をしています。
職人違いだけど、‘何かを作る’ということに関して言えば同じ職人。
血は争えない  
という言葉はこういう事かなぁ   と、思っています。

古い道具には、神様が宿っている。

そういう気持ちになりました☺️

私の焙煎機は、まだまだピカピカ。
焙煎中は1人だけど、1人じゃない 。
これから10年ほど、仲良くしていく相方です(^ ^)

新年早々、沢山の神様に出逢えました✨
産地に届け!bravo‼︎