お豆を焼いてる頭の中。

おはようございます。
祭長の五島です☺️

移転オープンから半月が過ぎ、体も慣れてきているのを感じます。
一坪ショップ時代から応援してくださるお客様がいます。
お客様でありながらも、私の心を理解してくださっている。
そんな安心感のもと、「ここまでやれたね」「応援しています」とお声を頂き 感謝の気持ちでいっぱいです😢✨

さらに、移転前には頭の中だけで描いていたものを、毎日「実物」に仕上げていく作業が続きます。
ブラジルのイエローブルボン種。

珈琲の豆も、南半球 ブラジルやカリブ海に面する産地のお豆が収穫の時期を迎えていたので お米で言う「新米」。

珈琲の世界では「ニュークロップ」という、収穫されて2〜3ヶ月くらいの「新豆」が私のもとにも届いています。
新鮮なお豆を焼くのは、本当にうれしいです!
お豆の持つ特徴。味わい、香り。
とても際立ちます!

ここ最近、中南米「コスタリカ」のお豆を焙煎をしています。
焙煎してもなお 黒く艶やかな様子には、もはや手を合わせるほかありません。
焙煎して、2日間熟成させる。
お客様の前でドリップすると、もこもこ〜✨きれいに膨らんでくれます。
焙煎は主に午前中、行なっています。
香ばしい香りが、福間駅の辺りまで漂っているそうです😋

焙煎機の窯の温度は、230度ほどにもなります。お子様はくれぐれもご注意願います🙏
狭い店内ですので、目を離されませんよう お願いいたします。

「焙煎をお客様の目の前で」
というのは、私の願望でもありました。見てみたいという方は、ドリンクとお椅子を持って 近くで見ていてくださいね👀

ただし、お口はチャックでお願いします😁焙煎中は、温度計を2つ。タイマーも2つ。
季節や、品種により豆の硬さや水分値も変わってくるので、お豆ごとに変えなくてはならず  頭の中で色々考えています。
話せるタイミングも時々あるのですが、出来るだけ集中させてください😁
なんだか、ちょっぴり不思議な光景ではありますが 、珈琲がどのようにして焙煎されてゆくのか 知ってもらえると嬉しいです😉

耳を澄ませていると、音が聴こえるタイミングが2回やってきます。
「ハゼ」と言われる音で、ポップコーンが弾けるのと同じように コーヒーの生豆が膨張し 弾ける音です。

1ハゼは低く、パチ…。
パチっ…。

さらに高温に入り、ピチッ。
ピチッ。
ピチピチッ…‼︎!と高い音に変化していきます。
このあたりになると緊張感が漂い始めます。後半になるにつれ、温度上昇のペースが上がるので 窯から出すタイミングは決して見誤ることが出来ません。

焙煎が好きです。現地の人と気持ちで繋がるような気がする。
また、お豆を育ててくれた方に感謝の気持ちが溢れる瞬間でもあります。
産地に届け!bravo‼︎