珈琲まつりの焙煎体験セミナー☁︎🌝

こんにちは!本日は台風のために、お休みさせていただきました🙏
祭長の五島です!

福岡は大きな被害こそなかったものの、流石に仕込みの時間は暴風がひどく 焙煎もできないためやむ終えず自宅で出来ることをしていました。
わっしょいノートのお返事を書いたり、このブログを更新したり☺️
気になっていたことを1つずつ。

ひとまずは先日営業終了後に行われた「焙煎体験」について詳しめに語っていきたと思います!

「焙煎」「ばいせん」 

普段から珈琲をよく飲まれる方も、コーヒー豆の本来の姿を知る機会はないのではと思います。
この、若草色のお豆が 「コーヒー生豆」
ナママメ   と呼びます。
セミナーの時には、両手いっぱいのナママメを手ですくってもらい 鼻をうずめて香りを嗅いでもらいます。
面白いことに、国  品種   お豆ごとに香りも違うんですよ☺️

青い    麦のような   若草のような  白桃のような  甘酸っぱい。

お豆ごとに違う香り。

私が初めて焙煎士を志した時、沢山の生豆が玄関に届き  段ボール箱全体から初めて嗅ぐ香りに感動した事を思い出します。

この香りを嗅ぐと、スッと 落ち着いた気持ちになれます。
どんなに忙しい時も、この香りを嗅ぐと 懐かしい 初心に帰れるのです。

香りってすごいなぁ 
記憶と深く深く結びつく

同じ香りを嗅ぐだけで、過去のことも思い出すきっかけになるし
今日  今 、初めて嗅ぐ香りが いつかの未来 思い出すかもしれない。
ナママメの香りは私にとっては特別な、この仕事をしている特権でもあります。

劇的ビフォーアフター    みたいでしょう?(笑)

どうしてこうも変わるのか。
うす黄緑のあの子が、どうしてこんなこんがりした子になるのか。

一体全体 何があったのよ?


そんなツッコミどころ満載なのが焙煎。

私はよく、お客さんの目の前でお豆の選り分け作業「ハンドソーイング」をしています。
ただひたすらに、未完熟のものや 虫食いのもの。
欠けたものや栄養分の抜けた豆を一粒残らずはずしてゆく 気の遠くなるような作業です。

目の前で見ているお客さんは、「はぁ〜」とか「え〜?!」とか言いながら 私の指が弾いて行く欠点豆を不思議そうに見ています(笑)
おそらくは「心配」してくださっているのでしょう。
祭長   大変だなぁ・・・と。
しかし〜ご安心くださぁい!
私、この作業がめちゃくちゃ好きなんです!!!

ひんやりと冷たいナママメちゃんに、指を埋める瞬間がたまらないのです☺️🌟

焙煎体験セミナーでは、お一人様一回ずつ 500gのお豆を焙煎していただきます。
その前には「ナママメの選り分け」作業も 、しっかりと時間をとって皆んなで行います👋
それから、まずは祭長   こと私が僭越ながら「デモ焙煎」を行います。
本物の「焙煎表」の使い方も 説明しながら一緒に記入していきます。
とにかく、すること沢山。
手はまるで🦀     カニさんのようにせわしなく動いています。
今回参加せれたお二人も、もちろん焙煎は生まれて初めて。
見ているのと、実際にしてみるのは全く違うそう😆
良い緊張感に包まれる 閉店後の「珈琲まつり」
タイマーが2つ
排気温計    ガス圧  排煙ブロアーレベル  窯の中の温度

よく考えても 考えなくても   頭の中は混乱。
でも、となりに私が居るから大丈夫です☺️

次はこれ!
少しガス圧下げますよ〜とか、横からアドバイス🏄‍♀️🌟

パチパチ



ピチピチ


お豆が釜の中で「はぜる」音もきくことが出来ます。
コーヒーの香りとは全く違う、香ばしい  お祭りのような  栗を焼くようないい香りもします。

釜から出す直前。
緊張の瞬間。
感動する瞬間です!!!

焼きむらもなく、とてもキレイに焼きあがりました!
つやつやです😆🌟
煎りたてのお豆を挽いて、すぐにハンドドリップ。
焼きたて挽きたてのお豆は、モクモク膨らみます。
透き通る珈琲。
まだ熟成が出来ていないので、甘みや旨みの伸びしろは残していますが 

後味のスッキリとした、とても美味しいコスタ・リカでした!!

焙煎したお豆は、全てお持ち帰り頂きます。
あっという間の時間   あなたも自分で焙煎していませんか?


産地に届け!bravo!!




🌺焙煎体験
    お豆の選り分けさぎょう→焙煎→抽出
     ご自分で焙煎されたお豆は、全てお持ち帰り頂けます(450g)

所要時間2時間30分程度    
参加費 お一人様   4,500

ライン@または、店頭にてご予約いただけます。