焙煎とはそもそもなにか

焙煎士・・・あまり身近でない職業ではあります。

私も「親戚のおじちゃんが焙煎士でね。。」とか「友達が焙煎士」ということはなかったですね。。。

そして、《士》という漢字が付くと、国の資格なのか?と、よく聞かれますがそうではなく

誰でも焙煎士になることが出来ます。

だからこそオソロシイと思ってしまいます。

しかし、私が志を持ち始めると 偶然にもいろんな焙煎士さんとの出会いがあり どの方も悩みながら追及しながら、自分の思う焙煎と向き合っていました。

珈琲を飲ませてもらうと、その人らしさが表れている気がしました。

じゃあ私はどんな珈琲を焼くのか・・・ポイントは甘党だから、やっぱり飲み終わった後に残る余韻の甘さかな(笑)


話がそれてしまいましたが、私は信頼のおけるバイヤーさんに生豆(なままめ)を輸入してもらってQグレーダーさん(世界基準の神の目、鼻、口で珈琲の品質を見極めてくれるプロフェッショナル!!)の評価を聞いてから選んでいます。

そして、草色の美しい生豆ちゃんをバットに入れ 虫食いの豆、カビ豆、おくされ様、貝殻豆、未熟豆・・・・

一粒残らず、取り除いていきます。

コーヒーの実は農作物だから、こういった「欠点豆」は当然入っています。

ユニークな形のものもあるし、わーーー!と言いたくなる時もありますが、とにかくひたすら外します。

自分が飲みたくない珈琲は、お客様にも飲ませたくない。

焙煎士ならばあたりまえ、な気持ちが 私の中にも絶対的にあります。



それから余熱をした焙煎窯に生豆ちゃんを投入。

私の相棒は、ナナハン焙煎機です。火力がゆっくり上がっていくのんびりちゃんで、

大きさもちょうどよく気に入っています。

焼きあがるまでに15分ほどかかり、もちろん付きっきりです!

なんてかわいいのでしょうか。

このかわいい子が。。。。。

こんな風に!!

あっ、この写真だと雪平鍋で焼いてるみたいだ・・・

これは、ブレンドを混ぜ合わせているところです(^▽^)/

焼いているのは、こちらの焙煎機でした!!

週一で、煙突解体して中をピカピカにします。

これ、大事だからねと師匠はおっしゃっていました。

ピカピカにしていると、雑味 味の抜け具合をコントロールすることが出来ます。

とにかく大事なんです。

この前解体したときは、必死すぎて写真を撮るどころではなく・・・

またの機会に写真に収めておきます。


産地に届け!bravo!!

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