珈琲の温度☕

コーヒー豆をかじりすぎて、口の中が真っ黒になってしまった五島です。

一日やむを得ず6杯くらいは飲む事になるので、色素沈着は免れないのですが

お口の中が黒いとか耐えられませんので、日夜ホワイトニングに力を入れています!!


さて。たまには我が豆自慢をしましょう・・・

私が厳選しているお豆は、ほとんどがスペシャルティコーヒーです。

ブレンドコーヒーを作る時に、土台としてプレミアムコーヒー

(産地が分かり、育ててくれた人が誰なのかを追跡できる)

を配合することはあります。

プレミアムコーヒーですらも、もちろん高品質のものであります。

牛肉に例えると、分かりやすいかもしれませんね☆彡

〇〇牧場の・・・とかいう感じです。


じゃあ、「スペシャルティーコーヒー」っていうのは?

スペシャルティーコーヒーは今現在、日本の国で飲まれている珈琲の7%の規模しかなく

これでも随分市場拡大したほうなのです。

私のお店は、その7%の中のお豆ばかりを 選びに選んでいます✨

なんだかとてもワガママな感じですが、いいんです。


具体的な定義はこうなっています。

一番には「珈琲を飲む人がおいしいと満足して、評価されるコーヒーであること。」

「種子が植えられ、カップに入るまでの全ての段階において

徹底した管理が行われていること。」

などなど、書き出すとまだあと8項目くらい書かなくてはなりませんので

自分の考えで書きます。

スペシャルティーコーヒーとは、私にとっては「別世界」です。

この感動体験が私を焙煎に結びつけました。

珈琲を口に含んだ時に、鮮やかな景色が見えてくるような 色を感じさせるような

何かを連想させる風味が一気に感じられる。

珈琲の温度は、はじめは75度くらい。

熱いです。

その熱さで感じる味わいと、だんだん冷めてくる過程で見えてくる新たな風味。

温度が変化するにつれて、次々と景色が変わってゆくような そんな醍醐味が

スペシャルティーコーヒーにはあります。

自分の焼く珈琲は、そうでない物は すべて失敗です。

悔しくても、悲しくてもお客様の元には絶対に出しません。

温度の入り具合、豆の踊っている音・・・

上手く行くように、焙煎は 自分の神経を集中させます。

上手く焼けたら嬉しい気持ちの中には必ず「感謝」です。

私の珈琲が本当においしいのならば、それは種子から育てて

私の元に良い生豆を届けてくれた人たちの努力あってのことです。

私は最終責任者です。

産地に届け bravo!!