1750年に行きたい。

今日は久しぶりの雨ですね☔️
祭長の五島です☺️
少し運転すると、連休シーズンで車も多いです。
運転にもお気をつけ下さい🚗

さて、昨日は午後から焙煎でしたが 午前中とても貴重な体験をさせていただきました。

私が20年吹いている楽器があります。
ファゴットという、ドイツの楽器。
木管の低音楽器です。
基本的にはオーケストラ用に。
吹奏楽の世界でも、一風変わった   よい味を醸し出している楽器ではないかな と思います。
4つにばらばらに収納しています。
これがまた、重いです💦
使われているのは、かえでの樹です🍁

吹き口には、「リード」と呼ばれる部品をつけます。

こんな感じです☺️

人間は考える葦(あし)である

の言葉で聞き覚えのある植物の「あし」で作られています。
私は自分で作る技術を持っておらず、もっぱら関東の楽器屋さんから購入していました。

しかし、なんと 同じ町内にリード職人がいらっしゃったのです💦
なぜ!
なぜ20年間も気がつけなかったのでしょうか😭
20年間は取り戻せないのですが、これからの数十年の吹奏楽生活は明るいはずだ!!

そう、気を取直して思い切って連絡📞

「いいですよ。今吹いているリードと楽器も持参でね」とお返事をいただきました😭
もう、すでにこの時点で 私の人格が崩壊していくのを感じました。

ファゴットという楽器自体、少数民族すぎて もうここ何年とファゴットを吹いている方とおはなしなんてしていません。
楽団にいても、クラリネットもサックスも みんな仲間がいていいな〜。

私も群れたいな〜。

と、思っていましたが。
まさかのリード職人さんです。

羽田野リード製作所の 羽田野さん。
九大フィルハーモニーのファゴット奏者でありながら、トレーナーもやられているようです。

この楽器は、1750年ごろ フランスにあった 本物です。
ファゴットの原型となる とても貴重な楽器です。
木   そのものの、温かみのある 柔らかな音でした。
1750年。。。。。?

1750年って、まさか!!
どうしても頭をよぎるのは珈琲。

珈琲の黄金時代ですよ!
ルイ15世が国王の時代。
珈琲の価値を理解し、政治利用もふくめ 栽培にも精を出していた「最愛王」こと ルイ15世。

その時代をともに過ごしてきた
まるで神様のような姿でした。

さらに、リードを作りを見学させていただきました。

初めて見るものばかり。
丁寧に、丁寧に何十年も、ずっと作られてきた羽田野さんのリードは、日本中で 沢山の音を奏でて、  お客さんの耳に届きます。
私に合わせて調整して頂いたリードを、大事に 良い音でお客様に届けたいと思いました。

今日は、珈琲とあまり関係のないお話でしたが 私にとってとても大きな出来事でした。

私も、何十年も珈琲が焼きたい。
お客様に美味しい珈琲を届けていきたいです!

揃いました〜!
焙煎機のブロワーもピカピカ✨

産地に届け!bravo‼︎